彩の国の怖い話-男女怪談作家の恐演-
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1,320円(税込)
発売日:2018年11月24日
死を表す「赤」! 廃墟を示す「灰」! 闇を表す「黒」!
彩の国・埼玉を舞台にした色にまつわる奇譚集!
●目撃(さいたま市 埼玉スタジアム2002)
巨大スタジアムの建設中に発生した悲惨な事故。不運により命を落とした若い作業員は、死後も「緑」の作業着姿で、同僚たちの前にたびたび姿を現したという……。
●濁色(蓮田市 元荒川)
夜道を歩く「ショッキングピンク」色のビニールバッグを持つ少女。なぜか体の前側に来てしまうバッグの中身を観察してみると、そこに入っていたものとは……?
●深夜の赤信号(越谷市)
残業帰りの女性が見た、信号機の「赤い」ランプに照らされる不思議な少年。翌朝、女性は少年の正体を知ることになる。
■著者紹介
寺井広樹(テライ ヒロキ)
1980年生まれ。怪談蒐集家。銚子電鉄とコラボして「お化け屋敷電車」をプロデュース。 『広島の怖い話』『東北の怖い話』『茨城の怖い話』『お化け屋敷で本当にあった怖い話』『静岡の怖い話』『新潟の怖い話』『岡山の怖い話』(いずれもTOブックス)、『日本懐かしオカルト大全』(辰巳出版)など著書多数。
能面りりこ(ノウメン リリコ)
怪談作家。埼玉県深谷市を拠点に本書を執筆。小学校時代には、巫女として神社で御神楽を奉納。現在は能面に魅了され、執筆の傍ら能面を打つ日々。第4回科学ドラマ大賞受賞。ドラマシナリオ、ミュージカル脚本・作詞、書籍執筆など。