「流石は俺の伴侶だな？」
推し愛溢れる衣装係と天才舞台役者が繰り広げる、契約結婚ラブストーリー第二幕！

衣装係と看板俳優、元贔屓筋【ファン】と大スタアーーーー複雑な関係を乗り越え夫・蓮治【れんじ】と心通わせた紬【つむぎ】は、今度はマネージャーとして地方公演の準備に勤しんでいた。ある日、絶縁状態の夫の弟・宗二郎【そうじろう】から手紙が届く。巡業先から絵葉書を送ってほしいという不思議な便りに蓮治は不審がっている様子。一方の紬は弟の歩み寄りに感激し、兄弟仲を改善しようと意気込むが……まだまだ幸せな結婚は遠い！？　推し愛溢れる衣装係と天才舞台役者のラブストーリー第二幕！


沙川りさ
東京都杉並区生まれ。2019年、第５回角川文庫キャラクター小説大賞《優秀賞》を受賞し、同作を加筆・改題した『鬼恋綺譚　流浪の鬼と宿命の姫』（KADOKAWA）でデビュー。著書に『贄の花嫁』（KADOKAWA）シリーズ、『聖獣の花嫁 捧げられた乙女は優しき獅子に愛される』（KADOKAWA）がある。脚本家としても活動している。TRUMPシリーズライティングチーム『永遠書簡』メンバー。