みなさんお元気ですかー。
TOブックス編集部です!
5月29日に発売される?
「人を助けて仕事を創る 社会起業家の教科書」

ゼロから社会起業家になるためのノウハウを
「トキワ荘プロジェクト」などの事業を成功させた
NPO法人NEWVERY代表の山本繁さんが解説する一冊!
ここでは、
「社会起業家って何?」という読者の皆様のために、
山本さんが分かり易く、
ソーシャルビジネスのことについて
語って下さっております。
今回はその第4回目です。
段々とより突っ込んだお話を
熱く語って下さっています!
社会起業家志望者必読のインタビューです!!!
(一回目はこちらです)
──でも、社会起業家になって、事業を安定させるハウツーって、
社外秘的な部分って無いんですか?
普通は社外秘ですよね(笑)
ただ、社会起業家の世界で特徴的な考え方の一つに
「スケールアウト」という言葉があるのですが、
これは例えば、僕が株式会社をやるとして、
そのやろうとしていることが全く社会になかったら、
そのビジネスで市場を全部押さえちゃおうってなりますよね。
でも僕ら社会起業家は、利益追求が目的ではなく、社会問題解決が目的なんですね。
だからノウハウとかをどんどん公開しちゃうんです。
パソコンの世界のオープンソースのような考え方に近いですね。
その方が速く問題解決が出来ますから。
だから僕が蓄積したノウハウをそういう考えで公開した方がいいな、
って思ってるんです。
でもね、「何お前偉そうに教科書とか言ってるんだよ」みたいに思われて、
袋だたきに遭うんじゃないかなって思ってるんですが(笑)、
でも袋だたきは大歓迎なんです。
袋だたきしてる暇があるんだったら、そのノウハウをみんな公開して欲しいし、
その方が社会のために役立つはずだって考えているんですね。
とにかくブログでも本でも何でもいいんです。
発信してみんなで共有しようよ、って思っているんですよ。
──社会起業家の人々はその方法とかを公開する場合が多いんですか?
多いですね。僕らはそれを「ノウハウ移転」とか言っているんです。
例えば、大阪に大学があるとして、
そこの大学は非常に中退する人が多いとします。
それを予防する策として、「日本中退予防研究所」をやっている
僕たちが大阪まで行ってコンサルすることも出来るのですが、
交通費もかかるし、時間もかかるし大変じゃないですか。
そういう場合は大阪にノウハウ移転できる団体があれば、
そこにノウハウを移転しちゃうんです。
そうやって全国の団体にノウハウを渡した方が、早いし効率的ですよね。
──執筆の際に気をつけたことってありますか?
僕がやってきたことは経験に基づいたことなんで、
なかなか言葉にしたり図にしたりすることが難しい部分もあったんですが、
できるだけ一般化して、客観的に、誰が読んでも分かり易く、
「社会起業家」って言われても右も左も分からない、
なんて思う学生の方でも分かるように書きました。
あとこれは実際にウチで使っている考え方とかフレームワークなんで、
とても実践的でもありますね。
──今、社会起業家に注目が集まっているらしいですが。
はい、2010年度は経済産業省がソーシャルビジネス振興に
かなり予算をつけていたりとか、
ビジネスプランコンテストが全国各地で開催されたりと、
今年は本当にさらにこの業界が盛り上がると思うんですね。
でもやりたいって思っている人がしっかりとノウハウを蓄積しないと、
予算70億円位ついているのに無駄になっちゃうんですよね。
だからソーシャルビジネスやったことない団体に例えば2年分の資金援助をしても、
本当に税金の無駄遣いだと思うんですよね。
だから本当に今こそ、色々なソーシャルビジネスをやっている方々が、
蓄積したノウハウを出すいいタイミングだと思うんです。
──どういう人に読んでもらいたいですか?
社会起業家を目指している学生さん、社会人の方々はもちろんですが、
ソーシャルビジネスに携わっている官僚・行政の方々、
社会起業家に支援・協力する立場の方々、
それと企業にいる人達で、
新しい事業を立ち上げようとしていて、
その事業が収益性と同時に社会貢献的な要素を多く含んでいるものであったら、
この本の内容は役立つのではないかな、と思っています。
─ありがとうございました。
5月29日発売
「人を助けて仕事を創る 社会起業家の教科書」

おたのしみに!